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『ジャクソン』

  • 執筆者の写真: tonko
    tonko
  • 2025年7月28日
  • 読了時間: 2分

15年前までの僕はmascotを作るとき、何時も頭から作り始めていました。中には出来上がって、意にそぐわない頭も出来ちゃうことがあって…捨てるに捨てられず、かと言って体を作ってあげることもせず…工房は生首だらけ。な~んか可哀そうで、武蔵、一記、は体から作ることにしました、この2体作成につき出来てしまった生首はサンプルにササっと作ったコミカル武蔵ヘッドのみ、これに過信した僕は、次の作品を、再び頭から作ることにしました。そして生まれてきたのがジャクソンと名付けられた可哀そうなマスコットなんです。 

ポメラニアンを作ろうとしたのに、どう見てもポメには見えず。何処かとぼけた表情は、上の妹の笑太というモデルとは似ても似つかず、下の妹曰く、「あら恵子さん(姉)にそっくり」とのこと。上の妹、恵子は、現在、橋本病という甲状腺の機能低下を患っており、疲れやすく、感情を表現することがままならず、20数年ぶりに再開した時、直ぐにあれなんか昔の恵子と違うなって感じました。でも、恵子には、とーっても優しい剛君という旦那さんがついているし、美男男美女の一姫二太郎、絵に描いたような素敵な家族に囲まれて、とても幸せそうでした。この子にはどうしても体を作ってあげたくなって、こうして生まれてきたんです。この後、笑太もちゃんと作り直して、2匹を恵子にお披露目したんですが、ジャクソンは貰われず一生僕の眼鏡置きとして側に置いとこうと思っていたのに、恵子がいたく気に入り二匹とも連れて帰ったのに、リアル笑太が吠えまくりジャクソンだけお暇されちゃったんです。なんて不憫なジャクソン。現在ジャクソンは実家の玄関の人形ケースの中に居ます。


 
 
 

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